mokomokorabitsの日記

ハイヒールやフレアスカートが似合う女性を目指したい

父の日

今日が父の日であることを、部活の友達と話すまで気づかなかった。ごめん、お父さん。

だからちゃんと家に帰ってからお父さんに電話した。普段電話するのはお母さんで、お父さんと電話だと何話していいかわからなくてちょっと気遣う。

 

決してかっこよくはないけど、基本的に優しくて穏やかでのんびりしてるお父さんのことは好きだ。小さいころはたまに怒ることもあったけど、母に比べたらお父さんに怒られた記憶はほぼゼロに等しい。それもあって、小さいころから私は割とお父さん子だった。

父は話を聞く限りけっこうな苦労人だ。むかし、父の母が病気で入院していたときは、まだ小学生だった父が父の妹を保育園まで迎えに行ったりしていたらしい。家も裕福じゃなくて、大学に通いながら必死でバイトをして自分で学費を稼いだとか。時代が違うとはいえ、大学の学費を自分で払おうと思ったらどれほどバイト漬けになるかは想像できる。教科書を買うお金が無くて先輩に譲ってもらったとか、朝早くから働いてバイト着のまま授業受けにいったとも聞いた。私がバイトにそこそこ重きをおいているのは父の影響もあると思う。

そうやって父が大学を出て仕事を得たことで、私は今まで何不自由なく暮らしてこれたんだろう。

自分で言うのもなんだけど、父は私たち娘のことも、そして妻である母のことも大好きだ。そうやって自信を持って言える私は幸せなんだろう。「あんたが大学生になって実家離れて、パパ寂しがってるよ」と母から聞いた。

何回言ってもお風呂のドア開けっぱなしにするし、電気つけっぱなしにするし、お酒飲む量減らせって言っても聞かないし、いびきうるさいけど、お父さんが私の父親でよかった。できる限り長い間、健康でいてほしい。