mokomokorabitsの日記

ハイヒールやフレアスカートが似合う女性を目指したい

インターン説明会

 今日、リクナビ主催のインターン説明会に友達と行ってきた。

 行った意味がなかった、というほどでもないが、行ったことにより何かが変わったかといわれるとそうでもない。なんとなくこの結果は自分でも予想がついていた。

 

 私の悪いところは、この手の行事に参加してもほとんど心動かされないところだと思う。各企業のブースの説明担当のひとを見て、いい人そうだな、自分の会社を誇りに思っているんだろうな、とは思うけど、だからといってその企業に入りたいとかこんな仕事を自分もしたいと思うには至らない。まあ、そもそも働きたくないと思っているのだから当然かもしれないけど。

 同級生のみんなは、今日の説明会に参加して何を思ったんだろう。就活へのモチベーションに繋がったり気になる企業を見つけたりできたんだろうか。

 どんなに上手なプレゼンを聞いても、その企業や仕事に魅力を感じるより前に、「大変そうだな、働きたくないな」「ずっと大学生でいたいな」と思ってしまう。半年くらいたったら本格的に就活を始めなきゃいけないけど、こんな私を誰が雇ってくれるんだろう。私が採用担当だったら私みたいな無気力で夢のない学生は絶対採用しないと思う。

 みんな、20年間生きてきてどこで、やりたいこととか見つけられるんだろう。単純に私に出会いがなかったのか、それとも見つけようという気持ちで生きてこなかったのが悪いのか。何かに没頭したりハマったりしない性格も関係しているかもしれない。

 仕事じゃなくても、何か趣味でもいい。妹みたいにたとえば熱烈に好きな歌手とか芸能人がいれば、それに時間もお金も熱意も費やせて、仕事はその趣味に没頭する資金を稼ぐためと割り切れる。そうすれば仕事そのものにやりがいがなくても、その趣味のために頑張れるんじゃなかろうか。現に、いま公務員講座を受けている友達は、旅行や好きな歌手グループといった趣味に使うお金を稼ぐために仕事をするつもりだから、仕事はやりがいがなくても構わないと言っている。それもひとつの正しい選択だと思うし、うらやましい。

 私、大学を卒業して、学生という守られた立場さえなくなったら、何を糧に生きていくんだろう?社会に出るのが怖い、というのは、私にとっては、生きる理由がわからなくなるのが怖い、ということだと思う。特に趣味もなく、熱烈に好きなものもなく、でも死ぬ勇気もなく(そんなこと親に申し訳なくてできない)、ただ惰性で仕事してなんとなく生きている数年後の自分を想像するとぞっとする。

 

 もうこの際きっかけなんか何でもいい。何か「これ!」と思える仕事を見つけたい。その仕事に就くための勉強も手間もすべて引き受けようと思えるような、心からやりたいと思える仕事。なんだかんだ臆病で小心者な私は、一度決めたことを達成できないことを恐れて努力や勉強はするだろう。

 本当に、私はどうしたらいいんだろう。

 

 今日、説明会が終わった後、そのまま友達と駅近くのカフェに行ってきた。1回生のときに先輩から「ここ美味しいよ」と教えてもらってから、ずっと行ってみたかったカフェで、嬉しかった。友達が説明会の合間に話題に出してくれなかったら、行動力のない私はきっとずっと行かなかっただろう。友達、ありがとう。

 さくらんぼが乗った季節のパフェを食べてきた。美味しかった。

 パフェのあの特別感と幸福感ってなんなんだろう。ケーキもアイスも好きだけど、特別感という意味でパフェに勝るスイーツはない気がする。

 

ここ二日間、病み上がりで少し無理をしたのでまた風邪がぶり返さないかが怖い。