mokomokorabitsの日記

ハイヒールやフレアスカートが似合う女性を目指したい

おうち時間

お題「#おうち時間

 

 以前にも書いたかもしれないが、大学4年生、文学部所属、残すはほぼ卒論のみで必要単位はだいたい取り終わっている私にとって、この自粛期間は「開放感のない春休みがただただ続く」という感覚である。2月上旬からずっと春休みでもうざっと4か月、休みに入ったころはまだまだ本格的に寒かったのに、春を通り越していつの間にか初夏が来ている。

 

 幸い、私のバイト先は業種的にこのコロナ渦でも営業を続けているので、予定の中にバイトがあるのがせめてもの救いである。バイトもなければ私はさらに恐ろしいダラダラ生活を送っていることだろう。バイトは決して楽しくはないが、コロナがおさまったあとに(おさまると信じている)遊ぶための資金を稼ぐためにも、そして一日何もせずに終わる罪悪感を少しでもまぎらわせてくれるという意味でも重要だ。

 しかしバイトがあるにしても、家にいる時間がとにかく長い。私の最近のルーティン、朝9時前後に起きて、洗濯をしたりテレビを見ながら午前中をだらだら過ごし、14時くらいに昼食を食べ、15時から19時過ぎまでバイト。帰ってきて適当な夕飯を作り、風呂に入り、申し訳程度に卒論の準備や勉強をしながらやっぱりだらだらして、1時過ぎに就寝。この生活を2週間ほど繰り返し、そしておそらくこれからも続く。

 

 撮りためた映画の録画を見ようと思うが、なんだか最近2時間テレビの前に座っているのもしんどくなってきた。元々映画は好きで見たいものはたくさんあるのに、最近は映画をみることすら億劫になってきた。自粛がこうも続くと、テレビを見るという行為すらままならなくなるらしい。

 家にいる時間が長いので、普段より少しだけ丁寧に自炊をするようになったが、最近それも飽きてきた。サラダや炊き込みご飯は美味しいし作るのも楽しいんだけど、その分食費もかかるし、結局一人で食べるんだから味気ない。

 そもそも、いま私を悩ませているのは、コロナよりは周りの友達の状態かもしれない。大学4年生のこの時期、公務員試験を控えて勉強している公務員志望の友達と、民間企業で就職活動中の友達が大半である。進路に関することは、友達でも「いまどんな状態か」とは聞きづらい。自分は就活が早く終わったけど、それは自分に志望する業界がたまたま選考が早い企業が多かったからで、周りにはまだ就活中の友達が多い。就活がそれなりにしんどいものだというのは私も経験しているから、うかつに「就活どんな感じ?終わった?」とは聞けない。緊急事態宣言も一応は解除されているし、いま住んでいるところはまあ田舎だから、おそらく少数で家で遊ぶくらいはいいんだろうけど、コロナという状況を差し引いてもいま「遊ぼう」と声をかけられる友達は少ない。

 というわけで私はまだしばらくおうち時間を過ごさなければならない。どうしようか。何か目標を立てたほうがいいんだろうか。目標とは??

 とはいえ、おそらく私と同じような状態の学生は多いのだろう。特に大学4年生。

 母も言っていたけど、もうこんな休みが続く機会は老後までないだろうから、今のうちに謳歌しておくべきなのだろう。謳歌という雰囲気ではないけれど。